こちらのインタビュー
Has the time come to kill the password?
なかなか示唆に富んだインタビューだと思います。
「パスワード」という形が終わりを迎えつつあるのは、そもそも人間には「パスワード」が難しすぎるからだという議論が繰り返されているようです。FIDOにも関わっているようです。オープンソースハードウェアによる物理認証センサの発展に関しても触れています。
そして、結論として、パスワードは今後もなくなることはないが、より異なった形に発展していくのだと言います。パスワードシステムというか、認証システムというのはつまり「自分が何者であるか」という主張とそれを検証するための情報の組み合わせにより実現されるのであり、それが「ユーザー名」と「パスワード」という形を取る必要は必ずしもないのだ、ということです。生体認証を始めとする様々な技術が新たな「パスワード」、異なった形の認証システムを形成していくのだろう、という結びになっています。
とはいえ、結局は今の形の「パスワード」は終わりを迎えるのだという主張であるとも読めます。言い方だけの問題でしょうか。
FIDOの人々が「パスワードを殺したがっている」というのは何となくわかったような気がします。
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