2015年4月30日木曜日

メール配信業者の社員アカウントが破られユーザーはパスワード変更を余儀なくされる


大惨事ですね。鍵のキャビネットの鍵を破られると全ての部屋に入り放題になる。
この種のセキュリティリスクももっとキチンと運用しなくてはならなくなるのでしょうか。
難しい問題です。

耳紋認証


血縁関係を判別するには耳の形を見れば良い、というのはシャーロック・ホームズでしたっけ。確かにある種の認証に使えるかもと言われればそうかもと思います。スマートフォンならば否応なく耳を押し当てることになる(?)訳でそういう点でもある程度は理にかなっているのかな、と。とは言え、強度自体も心配ですし、「画期的な新技術!」みたいなことにならないかも心配です。

2015年4月26日日曜日

本当に強力なパスワードとは

なかなか面白いかも
We're stuck with passwords: Here's how to make them work better for you

実は結構意外なこの解説。問題はこういう長くてplainなパスワードを受け付けてもらえるかですかねえ。記号や数字を混ぜろと言われるとこういう置換えを使いたくなりますよね。

2015年4月7日火曜日

Interview with Jonathan LeBlanc from PayPal

こちらのインタビュー

Has the time come to kill the password?

なかなか示唆に富んだインタビューだと思います。

「パスワード」という形が終わりを迎えつつあるのは、そもそも人間には「パスワード」が難しすぎるからだという議論が繰り返されているようです。FIDOにも関わっているようです。オープンソースハードウェアによる物理認証センサの発展に関しても触れています。

そして、結論として、パスワードは今後もなくなることはないが、より異なった形に発展していくのだと言います。パスワードシステムというか、認証システムというのはつまり「自分が何者であるか」という主張とそれを検証するための情報の組み合わせにより実現されるのであり、それが「ユーザー名」と「パスワード」という形を取る必要は必ずしもないのだ、ということです。生体認証を始めとする様々な技術が新たな「パスワード」、異なった形の認証システムを形成していくのだろう、という結びになっています。

とはいえ、結局は今の形の「パスワード」は終わりを迎えるのだという主張であるとも読めます。言い方だけの問題でしょうか。

FIDOの人々が「パスワードを殺したがっている」というのは何となくわかったような気がします。