TechRepublicの記事です。
Windows 8.1の画像認証をやめてPINにすることにした
ざっくり訳すと
「Office Depotで99ドルで叩き売りになってたHP Stream 7を衝動買いして、使い始めてすぐに、普段使っているパスワードをタブレットのソフトキーボードで入力するのはとても面倒だと気がついた。」
「そういう人のために画像認証があるんじゃないか!ということで画像認証を使い始めたのだがこれが何だかちっとも使いものにならない。どう考えても正しく入力しているのにログインに失敗することが頻繁にある。」
「もっと単純にPINでログインできるようにすればいいんじゃないかと思って、iOSのPIN入力画面の画像を持ってきて画像認証に貼ってみた。」(注:この発想が普通じゃないと思うんだけど。(笑))
「しかし数字ボタンの中央を正確にタップしないとやっぱり認証しない。」(注:つまり数字ボタンの画像が大きすぎたということですが。)
「そこで結局あきらめてPIN認証に切り替えることにした。」(注:最初からPIN認証モードが用意されているんですね。)
Microsoft/Windows 8(8.1)の画像認証については「6文字程度のパスワードに相当するセキュリティ」ということで安全性には問題があるという認識はありましたけど、認識率についてはあれだけたくさん特許を出してるんだし多少ラフになぞっても大丈夫になってるもんだと思っていました。
(もちろん、あまりにもラフに認証できてしまうのは問題ですが、もともと6文字程度しかないのなら徹底的に利便性に振るのもありかとは思うのですが。)
しかしTechRepublicに記事を書く人ですらこんな有り様なのでは心許ないとしか言いようがありませんね。もちろん、癖みたいなものに左右される気がしますし、根気よく慣れていけば人間のほうがキャリブレートされてしまうかもしれないのですが。
画像認証がなかなか主流にならない(もちろんAndroidの9ドット認証(Draw-A-Secret)なんかは成功している部類だとは思いますが)のはこういうことがあるからなんだろうな、と改めて考えたのでありました。
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